姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

地元の為に何が出来るのかを考えないとですね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
ここ数日、朔矢はお風呂に入る時にお風呂まで連れてきてくれた嫁さんや母の姿が見えなくなると泣くようになりました。最初は私よりも嫁さんとお風呂に入りたいのかと思ったんですが、母がお風呂に連れてきてくれても同じように泣いていたのでどうやら何かお風呂そのものに原因がありそうな感じです。ただ、怖い思いはさせてないしもともとお風呂は好きな子なので何が原因なのかさっぱりなんですよね。

 

地元で長く商売を続けています。

 

うちの会社は姫路の東の方で商売を初めて今年110周年になります。創業当初は今とは違う場所やったらしいんですが、10年ほどで今の場所に移ってきたらしいです。当時の事を知る人はもうほとんどいないし、そういう話を知っている人もいなくなってしまっているので、伝聞でしかないんですが。
うちの近所はもともと瓦の製造が盛んな場所やったみたいで、最盛期は10軒くらい瓦工場があったみたいなんですが、今は瓦関係の仕事をしているのはうちだけになりました。

 

和國商店に行っていろいろと考える事が増えました。

 

東京出張の後に行ったカフェ「和國商店」に行って、1時間だけやけどオーナーの内野さんとお話させて頂いて、頭の中でぐるぐるといろんな考えが渦巻いています。本業である瓦工事の仕事でどう利益を上げていくのか、瓦という素材を活かして出来る事はないのか、姫路という土地をどんな風にしたら盛り上げていけるのか。
これまでも全く考えてこなかったわけではないけど具体的に地域の活性化のために動いている実例を目にすると「負けてられない」って思うと同時に「コレは自分には出来ない」って思ってしまいました。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20240314221816j:image

 

利益も大事やけど地域の為になにが出来るのかはもっと大事だと思っています。

 

会社をやっている以上、利益を追求する事は大事です。それすらもなかなか思うようには出来ていない現状ではあるんですがそれ以上に大事なのは地域の為に何が出来るのかって事やと思っています。
仕事をしていると一時だけ爆発的に流行るような商材もたまにあります。でもそういうのに手を出すと流行が終わった後で会社を維持できなくなって廃業するしかなくなったりする事が多いんですよね。そうなると地域の為には何も出来ないままになってしまいます。ちゃんと会社を続けながら出来る事を試行錯誤していくしかないんですよね。
姫路で自分に出来る事は何か、地域の課題は何なのかをしっかりと考えないとです。