姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

雨が続くと樋の不具合も目につきやすくなります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
夕方に事務所の中に虫が入り込んだと母が殺虫剤を探していたので、倉庫に置いてあるものを渡したんです。蛍光灯のところに引っ付いていたのでそこに向けて発射したら虫はすぐに落ちて来たんですが、その直後に凄い臭いがしてきました。カメムシやったみたいです。あれの臭いってめっちゃ強烈ですね。近いところに居る時はあまり刺激しないようにしてなんとか部屋から放り出すんですが、今回は見事にやられてしまいました。まだ事務所の中に臭いが残っています。

 

また雨が降っています。

 

2月、3月と雨が多くてなかなか仕事も田んぼも進められなかったんですが、4月に入って雨が少し減ったような気がしていたんですが、今日は午後からまた雨が降りました。もともとの週間予報では雨マークがついていたものの、3日くらい前は曇りに変わっていたので油断していました。朝イチで少しパラパラしたと思ったら午後から本格的に雨が降りだしてしまいました。

 

雨が多いと雨漏りの調査依頼が増えます。

 

ここ数年、台風が姫路近辺に接近する回数が凄く減っている事もあって修理の依頼そのものが少し減っているように感じていたんですが、今年に入ってから雨が多くなって雨漏りの調査依頼が凄く増えています。
秋口に台風が来て冬の間にその修理をする事が多いので春先に雨漏りの調査って少なかったんですが、台風での風や雨の被害があまりなかったのが要因ですね。
本来なら梅雨時期に発覚するような雨漏りが多いです。

 

樋の修理依頼も増えています。

 

雨漏りの修理依頼と同じくらい多いのが樋の修理依頼です。樋は屋根からの雨を集めて地面に流すのが主な役割ですが、集めた水が上手く流れずにあふれ出てしまってそれが壁に当たったり、屋根に直接落ちてしまって雨漏りの原因になる事もあるんです。
でも最初から勾配がちゃんと取れていない事はほとんどなくて、樋に落ち葉などが溜まってそれが水を含んで重くなって勾配が変わってしまったりとか、強風で竪樋が動いてしまって軒樋にまで影響が出たりというのが原因ですね。
落ち葉などを長い事放置していると樋の中で土になって、そこから雑草が生えたりする事もあるんです。

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近くに山がある住宅に多い事例なのでたまに樋の点検をするのも樋を長持ちさせるコツですね。