姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

年に1回しか使わない機械は説明書がないと難しいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
気が付くともう5月も最終週に入りました。先月の雹以降、バタバタしていてあっという間に時間が過ぎていってます。梅雨入りが近くなると通常の仕事も増えてくるのにこの1カ月で提出した雹被害の見積もりが決まってくるとかなり大変な事になりそうです。

 

田植えの準備が本格化しています。

 

5月も後半になると姫路では田植えの準備が本格化しています。もっと北の方ではGWあたりには田植えが終わっているんですが、温暖な海側ではもっとゆっくりなんですよね。田んぼに水を入れた後に土を均す「代掻き」をするんですが、どの田んぼもみんな同じような時期に作業をするので水が取り合いになるんですよね。
うちの近所は専業の農家さんはほとんどいなくて兼業農家ばかりなのでみんな土日に作業をしたいんです。

 

代掻き用にトラクターのアタッチメントを交換しました。

 

農業用のトラクターにもいろいろな種類があって、小さいモノやと耕すしか出来なくて、代掻きするためにロータリーの後ろに機械を追加するんですが、うちのトラクターはちょっとだけ大きいものなんです。大きくなると後ろのロータリー部分を作業別に取り換えられるアタッチメント式が主流になっていて、うちにも耕す用のロータリーの他に代掻き用とか草刈り用、畔塗り用のものが揃っています。父が生前揃えていたものなんですが、耕す用のもの以外は年に1回くらいしか使わないので交換するのも使うのも毎年初めてやる作業みたいになってしまいます。

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年に1回しか使わないのに絶対に必要なので困ります。

 

大半の農機具はどれもこれも年に1回しか使わないんです。うちの場合、たくさんの田んぼを預かっているので、それぞれの田んぼで1回使ったら30回近くになるんですがそれでも凄く短い期間しか使わないんですよね。しかも私自身は作業の日程とかはある程度話をして決めるんですが、作業そのものは任せてしまっているので、使い方に関しては説明書を読んだり人に聞いたりしただけで実際にはやっていません。
どれもこれもそんな状態なんですが、米を作る時には必ず必要になるので困るんですよね。個人の農家が減っているのはそれも大きな要因かもしれません。