姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

空調服を着ても涼しくなるわけではないんです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
倉庫の地上げをした後、外で飼っているいおりの小屋をどこに移すのかいろいろ考えて、最終的に事務所の前に小屋を移動させました。そうすると午前中から日中はかなり日当たりが良くていおりもかなり暑そうなんですが、夕方になると小屋が事務所の陰に入ってかなり過ごし易くなっているみたいです。だから日中は地面を掘って涼しいところを確保していたいおりが夕方には小屋の前まで出てきて涼んでいるんですよね。
もうちょっと日中の日当たりをどうにかしてやらないとかなぁ。

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一昨日からの気温の上がり方が異常です。

 

雨予報が雨じゃなくなって、仕事がそれなりに進んだのはすごく有難い週末やったんですが、その代わりにめちゃくちゃ気温が上がりました。一昨日、昨日、今日と連日の猛暑で職人さんたちもかなり参ってしまっています。
明日が休みになってよかったとは思うけど、こんな気温が続くようなら来週あたりから交代で休みを増やしていかないといけないかもしれません。

 

私も空調服を出してきました。

 

昨日は私も防滑工事の現場に出て作業していたんですが、流石に空調服なしではいられなかったので、タンスから引っ張り出してきました。バッテリーが放電していないかが心配やったですが、問題なく使えたのでホッとしたんですが、やっぱりバッテリーもファンも重たいですね。
毎日着て慣れておかないと普段の作業をする時にあの重さはちょっと邪魔に感じてしまいます。それだけ私が現場に出ていないって事でもあるので、「現場に出て仕事しろよ」って言われてしまいそうですが。

 

空調服は涼しくなるためのものではありません。

 

ちなみに「空調」服という名称やから来たら涼しくなるって思っている人もかなり多いみたいです。でも実際には外の空気を取り込んでジャケットの中で循環させているだけなので空調服単体では涼しいわけではないんです。父が生前、一度空調服を着て「全然涼しくない」と使わなくなったんですが、涼しくなろうとするのが間違いやったんですよね。空気をジャケットの中で循環させて汗を気化させて気化熱で体に熱が籠るのを防ぐための服なんです。それで少しでも熱中症になるのを遅らせる事が出来たらいいという考え方なんですよね。でもジャケットの中に凍らせた保冷剤とか凍らせたペットボトルなどを入れておくとかなり涼しくなります。これも1つのテクニックですね。ただし保冷剤はすぐにふにゃふにゃになるしペットボトルはかなり重たいので、それに慣れないとなんですが。動かずに炎天下に立っていないといけないような時にはかなりいいかもしれません。