姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

年に1回しか使わない機械は不具合が出やすいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
夕方になってから急に雲行きが怪しくなってきて雷もゴロゴロと言いだしました。現場の職人さんたちが帰った後で、現場の方は急に雨が降ってもある程度は大丈夫なように養生しているんですが、現在進行中の稲刈りの方は乾燥機などが建物の外に一部出ている部分があって、シャッターが閉められなくなっているので、雨が降ると困るんですよね。大慌てで片付けたんですが、片付けた後で確認したら大雨にはならない感じです。
台風の時もそうやったけど、しっかり対策したら大丈夫になるのって不思議ですよね。

 

大半の農機具は年間に使う時間って凄く限られています。

 

農業をやっていると農機具は必須なんですが、どこまで揃えるかは農家さんの考えによります。トラクターとか田植え機、コンバインなどは持っている方は比較的多いかもしれません。その中でも1年を通して使うのはトラクターだけで他のものは本当に限られた時期にしか使いません。
特に自分の家の田んぼだけしかやらないような兼業農家の場合は田植え機もコンバインも年に1日か2日しか使わないんですよね。

 

機械は使わない時間が長いと故障しやすくなります。

 

農機具に限らず、機械類は使わない時間が長いほど故障しやすくなります。毎日少しずつでも動かしている方が調子よくて長持ちするんですよね。もちろん、消耗品の交換の頻度は高くなるけど、それでも滅多に使わない機械の消耗品の交換に比べたら効率はめちゃくちゃいいですね。
うちも最初は機械はそんなに多くなかったんですが、導入すると決めたらある程度使わないともったいないからと父が近隣の田んぼを引き受けるようになったんです。

 

お米の乾燥機は特に故障しやすいです。

 

そんな農機具の中でもダントツに故障しやすいのはお米の乾燥機やと思います。灯油でバーナーを焚いて熱風でお米を強制乾燥させる機械ですが、コンバインで稲刈りと脱穀をしただけの籾ってめっちゃゴミが混ざっているんです。藁屑とか籾ガラとかですね。
それが機械の中で詰まったり、使い始めは燃料ホースが詰まっていたりとかでなかなか素直に動いてくれない事が多いです。
夕方に乾燥を始めて朝になったら止まっているはずが夜中に故障したら朝になっても乾燥が終わってなくて、籾摺りが出来ないという事もあります。
だから今の時期は寝る前に乾燥機が動いているのか確認をしてから寝るようにしています。

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