姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

法事は自分のルーツを知るとてもいい機会です。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
いつもは大阪辺りまで出かけて謎解きしてるんですが、今日は自宅でパソコン使って謎解きしてみました。「謎検」というものを受けてみたんですが、なかなか閃く事が出来ず50問中31問正解の62点という結果に終わりました。こんな成績でも3級らしいですが受検者の平均がだいたい60点前後くらいのようです。

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曾祖父と祖父の法事でした。

 

今日は朝から曾祖父の50回忌と祖父の33回忌の法事で親戚が集まっていました。と言っても祖父の兄弟姉妹は高齢化が進んでほとんど出席出来ず、父の従兄弟も他の用事と重なったりで出席者は少なかったです。
子供の頃は法事って言うと普段会えない親戚のおっちゃんやおばちゃんが大勢集まって子供心にお祭り騒ぎのように感じてましたが、大人になってみると準備やら片付けやらが大変でした。
曾祖父は私が生まれる前というか両親の結婚前には亡くなっていたようなので母もどんな人やったか知らないって言ってましたが今日集まった親戚の話を聞いて少しだけ身近に感じれた気がします。曰く「玄関横の口の間で火鉢抱えてじっと番してはった」とか「普段は優しいのに土を粗末にして凄い怒られた」とかです。

 

自分がどこから来たのかって事が分かるのも面白い。

 

曾祖父や祖父の話を聞くと自分のルーツが分かりますよね。どこの出身やったとかどんな事を考えてる人やったとか。意外とそれが今の自分と重なる部分があったりもするので血は争えないって事かなぁって思ってしまいます。
特に都会に出てしまうと自分のルーツなんて考えもしなくなってそうなんですが、生まれてきたって事は両親、祖父母、曾祖父母という風に遡れるはずです。
教科書に載っているような歴史とはまた違った歴史を知る事が出来るので調べてみるのも面白いですよ。

 

今時は法事も減っています。

 

法事どころかお葬式ですら減ってるみたいですね。仕事関係でも後から亡くなった事を知らされたり、お葬式は家族葬で済ませますって連絡があったりするので亡くなってから何年も経ってからの行事である法事が減るのは当然かもしれませんね。
でもその法事があったから近所付き合いや親戚付き合いがあってそういう場が人付き合いの訓練になってたんじゃないかなぁって思います。嫌でも自分の親より年上の人と話す機会があって知らず知らずのうちに鍛えられてたんじゃないでしょうか。
個人主義も悪くはないけど、そういう付き合いって忘れたらあかん部分やと私は思います。