姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

いよいよ技能グランプリが始まります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
雨の日はどうしても渋滞が長くなりますね。今日は朝から走り回っていたんですが、急いでいる時に限ってバイパスなどが渋滞してるんです。イライラしても仕方ないのは分かっているんですが、時間が気になるとどうしても焦ってしまいます。

 

第30回技能グランプリ兵庫大会がいよいよ始まります。

 

明日、3月1日から職業能力開発協会主催の第30回技能グランプリ兵庫大会が始まります。かわら葺きは明日が開会式と準備作業で明後日から見学が可能な作業です。
そんなわけで今日は競技に使う架台の組み立てに朝から神戸のグランプリ会場に行ってきました。
今回出場するのは茨城県から鹿児島県までの13人の選手です。関西では滋賀県京都府兵庫県から出場となっています。青年部の関西ブロックの仲間なので当然応援しますが、他の地域からの出場選手にも仲間が居るので、全員応援したいですね。

 

架台は部材として運搬されてきます。

 

この競技用の架台というのが曲者で、2年に1回の大会の度に作るのではなく基本の形の架台は使い回しされています。使わない時は解体して部材単位で格納されているようで、バラバラの状態で開催場所まで運搬されてくるんです。
それを開催地の組合や青年部が組み立てるんですが、毎年架台の形は少しずつアレンジされているので、まず基本の形に組んでしまってから、その年の形になるように現地で改造する事になります。事前に改造の為の部材は作ってあるんですが、それでも現地で改造しないといけないのでかなり時間がかかるんです。

 

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会場が少し狭く感じるのが残念です。

 

兵庫県で技能グランプリが開催されるのは10年ぶりなんですが前回の会場はワールド記念ホールでした。かなり大きい会場で観客席まであったので一般の方も見学し易かったんです。
今年の会場はそのワールド記念ホールのすぐ近くにある神戸国際展示場の1号館です。会場の広さ自体としては広い方やとは思うんですが、他の業種の協議と隣合わせになっているのと会場内に柱が林立していて視界が切られてしまうのとで実際以上に狭く感じてしまうんです。
そして選手が競技するスペースはちゃんと確保出来ているけど見学する人は通路からの見学になるので人数次第ではかなり窮屈になってしまうかもしれません。
明日の準備作業は見学も出来ないので私は大人しく姫路で仕事をするんですが、今から明後日が楽しみです。