姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

七草と言えば「春の七草」しか知りませんでした。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
11月もあと僅かになりました。昨日の昼までは微妙に暖かくてまだ秋の気配が若干残っていましたが、昨日日が暮れた後は一気に冷えてきました。ドローンを使って紅葉を撮影したの、10日ほど前なんですがもう葉っぱがほとんど残っていません。この写真の頃はまだ暖かかったのになぁ。

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七草と言えば「春の七草」が一番に思い浮かびます。

 

テレビを見ていたら「秋の七草」という単語が聞こえてきました。七草といえば新年の「七草粥」の「春の七草」のイメージがあったので、秋の七草があるのにびっくりしました。
春の七草はセリ・ナズナゴギョウハコベラホトケノザスズナスズシロの7つです。最初の4つくらいまでは辛うじて覚えていたけど、なかなか7つ全部が出て来なくて検索しました。スズナはカブ、スズシロはダイコンの事ですね。
正月のご馳走に疲れた胃腸を休めるために1月7日に食べるのが七草粥やけど、正月が明けるとバタバタしてしまってついつい食べるの忘れてしまうんですよね。

 

秋の七草を初めて知りました。

 

春の七草はよく聞くけど「秋の七草」は存在を知っていても、それがどんな植物を指すのか全く知りませんでした。七草粥のように特定の日に食べる習慣があったらもう少し興味を持ってたかもしれないんですが、そういう習慣があるわけでもなく、見て楽しむものらしいのでこれまで認識出来てなかったんです。
名前を聞いていくと、それぞれの名前は分かる植物ばかりなんですが、それらが秋の七草に入ってるというのを知りませんでした。

 

秋の七草は食べられないものが多いみたいです。

 

秋の七草はハギ・キキョウ・クズ・フジバカマ・オミナエシ・オバナ・ナデシコの7つだそうです。オバナはススキの事らしいので、春の七草よりは植物としては馴染みのある植物ばかりなんですが、食用になるのは「クズ」だけですね。
奈良時代山上憶良万葉集で選定したとされていて、万葉集ではキキョウは朝貌(あさがお)と表記されているみたいですが、キキョウの事を指しているというのが定説になっているみたいです。
調べてみたら「昔の七草」とか「夏の七草」とか「冬の七草」などもあるみたいですが、ちょっと覚えきれないので「春」と「秋」だけでいいかなぁ。