姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

田植えに向けて水源になっている池の手入れをしました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
東京ではもう桜が満開になっているみたいですね。姫路でもボチボチ咲き始めた木はありますが、まだ満開には至っていません。いくら暖冬やったと言っても満開になるの早過ぎですよね。今年は花見をしながらの宴会は自粛とか禁止の所が多くなっているみたいです。個人的には花見はせいぜいお弁当くらいでお酒はなくてもいいかなぁって思うので、これを機に静かな花見が主流にならへんかなぁ。

 

春になると田んぼの準備が少しずつ始まります。

 

秋に稲刈りが終わると冬になる前に一度田んぼはトラクターで鋤かれます。稲作では冬の間はあまり作業しないんですが、その間に稲の株を土の中に鋤き込む事によって養分になるようにしているんです。そして春分の頃になるとそろそろ田んぼ回りの整備が始まります。具体的には冬の間に溜まった水路のドロなどを浚って水が必要な時に必要な場所に行き渡るようにするんです。

 

水源の周辺の草刈りも大事です。

 

うちの近所の田んぼは川から水を引いているところと池から水を引いている所の両方があります。川からの場合は水路の草刈りや底浚いだけでいいんですが、池を水源にしている場合は1年間で伸び放題になった池の周辺の雑草を刈り取るところからスタートします。そうしておかないと池から水を流したい時に雑草で近づけなくなるんです。
冬場はそんなに伸びないとは言っても長い事放置していた雑草はかなりの長さになっています。野球が出来るくらいの広さの草を刈り取って、焼いておかないといけないので春の年中行事として自治会からかなりの人数が出席して行われています。

 

火を扱うので消防団が協力します。

 

刈り取った草を焼くために火を扱う事もあって、消防団も毎年協力しています。私は今年初参加やったんですが。池が山の中にあるので、火種が残っていると山火事になってしまいかねないので、刈り取って集めた雑草に火を点けて焼いてしまったら今度はポンプを使って池の水を放水して消化して回ります。

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朝8時前から集合して10時過ぎくらいまで消防団も含めると40名くらいが集まって作業するんですが、あちこちで雑草を焼いているので煙に巻かれて服がかなり燻されてしまいました。髪もかなり煙臭いので今日はしっかり髪を洗わないとです。
休日が半分になってしまうんですが、こういう活動もちゃんとやっておかないとですね。