姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

雨が降っているとドローンは飛ばせないんです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今年はスギ花粉の飛散が早いという話を聞いて、実際に周囲の花粉症の人が「キツイなぁ」って言うようになったのに、今年はあまり症状が出ていなかったんです。ちゃんと検査していないし、もしかしたらスギ花粉が原因じゃないのかもって思ってたんですが何故か花粉の飛散が少ない雨の日にくしゃみと目の痒みがひどくなってきました。まだ我慢出来ないレベルではないし鼻水はそれほどでもないので症状的にはかなりマシなんですが。スギじゃなくてヒノキなんかなぁ??

 

ドローン調査に行ったら雨が降っていました。

 

今日はドローンで屋根の調査をする為に朝から芦屋市まで出かけていました。10時から開始する予定やったんですが、天気予報ではそれくらいから雨が降る予報やったので、予定を早めて雨が降る前に済ましてしまおうと思っていたんです。
ところが現地に着いてみたら雨の降り出しも早くなっていて、飛ばせる状況ではありませんでした。

 

雨雲レーダーでは雲の切れ間があったのに。

 

それでも雨雲レーダーを見ると本降りになるまでに少し余裕があるし、雲にも切れ間があるからどうにか飛ばせるんじゃないかとドローンの準備をして雨がやむのをまっていたんです。
ところが雨はマシになるどころか少しずつ強くなっていきます。10分おきくらいに天気予報や雨雲レーダーを確認していたんですが、見る度にレーダーの雨雲は多くなっていて、いつの間にか本降りになっていました。むしろ午後からの方が天気が回復する予報になったので、午前中に終わらせる事を諦めて少し早い昼休憩を取って、午後から調査をする事にしました。

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ドローンは精密機器なんですよね。

 

ドローンって墜落の危険がある無人飛行機なんですが、中身は精密機器なんですよね。電池はリチウムイオンバッテリーで衝撃に弱いしカメラは言わずもがな。モーターにしてもかなり緻密な制御をしているので、本気で精密機器の塊です。当然、水分や湿気は天敵なので雨が少しでも降っていると飛行させるのはダメなんです。
バッテリーの容量的にそれほど長い時間空中にいるわけではないので、黄砂や花粉などの影響もそんなに大きくないし、実際には少しの雨くらいなら問題はないのかもしれませんが、まだ本当に大丈夫なのか実証されていないので、「大丈夫やろう」って安易には言えないんですよね。特に屋根の調査で住宅地の上空を飛行させる場合には不具合が起きて墜落する可能性は出来るだけ低くなるようにしないとなので。
これからドローンが普及していくといろいろな不具合や事故などが起きて規制が厳しくなっていくと思いますが、安全に運用できるようにしておかないとですね。