姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

雨予報の前日の上棟は焦ります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
姫路城の周辺の桜はなかなか咲かないなぁって思いながら眺めていたんですが、少し通らないうちに咲いていたみたいで、今日通りかかると7分咲きくらいになっていました。車で通りかかったので写真は取り損ねたんですが、かなり綺麗に咲き始めたのでもう少ししたら桜が満開の姫路城が見られるかなぁ。

 

新築物件の上棟日でした。

 

今日はいろいろな所で新築の上棟があったみたいです。車で走っているとレッカーが木材を吊り上げているのを何軒か見かけました。カレンダーを確認したら大安やったので納得です。
当社が屋根工事をする物件も今日が上棟日で、夕方からルーフィングを貼りに行ってきました。新築物件の上棟日は毎回夕方に現場に入って大工さんが帰った後までルーフィングを貼る事になるんです。

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大きい現場は屋根が終わりません。

 

普通の住宅なら上棟した日に屋根の野地板を大工さんが貼り終わってルーフィングまで完了してしまうんですが、大きい現場になると上棟日にルーフィングの施工が終わりません。そういう場合は私たちは大工さんが野地板を貼り終わったところまでルーフィングを施工して残った部分は後日という事になります。
仕事を進める上では上棟日にルーフィングまで終わらせてしまうのが理想なんですが、なかなかそう都合よくはいかないですね。

 

勾配がきついと工事するのが大変です。

 

瓦を施工する屋根は基本的に勾配がついています。だいたい4寸から5寸勾配なんですが、今日の現場はもっと勾配がきつかったので、ルーフィングを施工するだけでも大変でした。勾配がついている屋根は滑りやすいと思われがちですが、一番滑るのはルーフィングを施工する前の段階なんですよね。ルーフィングを施工してしまうと比較的滑りにくくなるので、工事が始まってしまうとそれほど危なくはないんですよね。
瓦の葺き替えの場合も一番危ないのは瓦を下ろす工事の初日です。新築でもリフォームでも初日と最終日が一番危ないので事故に注意しないとです。
そして明日は雨予報なので大工さんもかなり焦って遅くまでやっていたので余計に買えるのが遅くなってしまいました。雨が降っても大丈夫なようにしないといけないので大工さん以上に焦ります。