姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

古い道具を直すのも面白いです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
毎日の天気予報に泣かされています。昨日の夕方の予報では今日の姫路の天気は雨でした。瓦降ろし工事を着工する予定やったので、延期かなぁって思いながら、最近の天気予報は変わりやすいから、お客さんの了解を得て朝の天気で決定という事にしました。
朝起きてみたら天気予報は見事に変わっていて雨は降らない予報になっていたので着工したんですが、その後また予報が変わって雨に降られる事に。慌ててシートで養生して1時間ほど中断したらまた天気回復しました。午後からも通り雨に降られて汗と雨でべたべたになってしまいました。

 

叔母から囲炉裏机をもらいました。

 

先日、田植えを手伝いに来てくれた叔母が、「家に囲炉裏があるんやけどいる??」って聞いてきました。囲炉裏っていうと畳に埋め込まれているもののイメージしかなかったんですが、どうやら机と囲炉裏が組み合わさっているもののようです。
長い事納屋で放置されていて、叔母の家でも全く使わないけど、うちならもしかしたらって声を掛けてくれたみたいです。

 

時代劇で見た事あるやつでした。

 

実物が届いてみると、時代劇で見た事がある囲炉裏です。でも長い事放置されていたみたいで埃まみれでちょっと傷みも激しいです。灰を入れる部分の周囲は銅が貼ってあるんですが、その銅もかなりボロボロになっていました。
でも灰もちゃんと入っているし直せば使える感じです。流石に家の中では使えないけど事務所の倉庫で冬場に暖を取るにはちょうどいいかもしれません。どこがどれくらい傷んでいるのか確認してみようとあれこれ分解してみたら引き出しの中には煙管が3本入っていました。煙草は吸わないんですがこういう古道具は好きなんですよねぇ。
何か使えないかと考えていますが、流石に煙管の使い道は思い浮かびません。

 

灰を出してみたら底が抜けていました。

 

分解出来る所は全部分解して、灰を取り出してみたら灰を入れる部分の底に穴が空いていました。完全に抜けてはいなかったんですが、このままで銅板だけ直しても意味がないので傷んだ底の板を外して新しく底板を貼りつけてみました。
まだ銅板は貼ってないんですが、こういう古道具を直すのって楽しいんですよね。直す前の状態を写真に撮り損ねたんですが、途中経過を撮影してみました。

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銅板貼って綺麗にしたら次は移動できるように台車を作ってそこ載せてみようかな。