姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

築40年の倉庫の明かり取りを交換しました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
気が付けばもう2月も今週いっぱいで終わりです。本当に年始の3カ月は過ぎるのが早いですね。そんな今日は朝から車の事故現場を3件ほど通りました。神戸への現調へ向かうバイパスで2件、その後姫路市内の現場に向かう途中で1件です。ちょっと事故多過ぎです。新月なのかと思って調べてみたけどそういうわけでもないんですよね。日曜と祝日の間の平日で交通量が増えていたのが原因かなぁ。毎日運転しているので私も気を付けないとです。

 

会社の倉庫は築40年です。

 

現在、会社の倉庫にしている建物は築40年になります。もともとは瓦を製造していた時に窯を設置していた建物で、現在は半分は瓦と車両を置いていて、半分は父が農機具を置いている場所になっています。会社の倉庫は他に平成元年に建てた築32年の建物と昭和初期に建てられた木造の建物の3つに分かれています。
40年の倉庫と昭和初期の倉庫は地元の小学校の講堂や体育館の小屋組みをもらってきて建てたものなので、材料自体はもっと古いみたいです。

 

手入れしても傷んでしまいます。

 

どの倉庫もかなり古くなってきているので、ある程度手入れはしているものの、かなりガタが来ています。特に昭和初期の倉庫は車をぶつけて柱を抜いてしまった事もあるし大雨が降ると年に1回くらいは浸水してしまうので、足元もかなり弱くなってきています。そもそも倉庫が建っている敷地そのものが周辺よりも1mくらい低くなっているので水が集中しやすいんですよね。
そこに大雨が来るとすぐ横を流れている排水溝がオーバーフローして倉庫が浸水してしまいます。昔は周辺が全部田んぼやったから水が一気に流れる事はなかったんですが、全部宅地になってしまって流れる水の量が跳ね上がったみたいです。
うちでもこんな調子なんやから全国で水害が起きるのも当然といえば当然かもしれません。

 

明かり取りの波板を交換しました。

 

倉庫の壁は波板の鉄板を貼っているんですが、部分的に透明なエスロン性の波板で明かり取りにしています。そうでないと蛍光灯があっても倉庫の中が暗いんです。そのエスロン性の波板が経年劣化でかなりボロボロになっていて、先日の風で一部がはがれてしまいました。
で、いい機会なので新しいものに交換したんです。父曰く「40年ぶりに新しい波板になった」との事です。流石に40年も放置していると半透明で白かったはずの波板は黄色く変色していました。全く光が入らないわけではないけど、明かり取りの効果も半減していたんですが、新しいものにしたらめっちゃ明るくなりました。

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いずれは建て替えしないといけないのは分かっているけど、それでも手入れはしておかないとなんですよね。