姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

解体工事はあっという間に進んでいきます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日は「昭和の日」です。私たちの年代では「天皇誕生日」や「みどりの日」という方が馴染み深いんですが、いつのまにか「昭和の日」になっていました。会社によっては今日から9連休になるところもあるみたいですね。そんなに休んだら連休明けの仕事がしんどくて仕方ないと思うんですが、休みは多い方がいいのかな?個人的には働く時間が減ったら給料も減るし、そんな状態で景気が良くなるとは思えないんですが・・・。

 

倉庫の解体がどんどん進んでいます。

 

うちの会社の倉庫は3つの建物で構成されていました。先日、一番古い建物(多分60年以上)の解体が完了して今は3つの中では一番新しい建物(築35年)を解体しています。毎日解体されていく建物を見ているんですが、倉庫として使っていた建物だけあって構造が単純やからか、びっくりするくらい早く解体が進んでいくんです。
3つの建物を解体するのにかかる工期は実働で2週間くらいって聞いてたんですが、実際にはそんなにかからない感じですね。

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住宅の場合はこんなにスムーズにはいきません。

 

うちの倉庫は建物自体が古いのと倉庫という事で外側しか壁がないから工事が進むのも早いんですよね。屋根の瓦を下ろしたら後は重機で解体しながら木材とそれ以外とを分別してトラックに積んでそのまま処分に走っている感じです。
これが住宅となると内部にも壁があるし、内装材とか建具とかいろいろな材質で構成されているので解体した後の分別にも時間がかかってしまうんです。
今解体している建物は屋根が薄型スレートで外壁に一部プリント鉄板を使っているのでその辺りを分別してしまえば後は基礎のコンクリートと木材くらいしか使われていないんですよね。内部に少し後付けしたスチールの棚なんかを残していたのでそれが余分といえば余分かな。

 

最後の建物が一番大きいです。

 

一番最後に解体する建物はもともとは瓦を焼く窯が設置されていた建物で私が2歳の時に建てられたものです。こちらも屋根は瓦葺きで外壁が波板鋼板という程度で後は木材と基礎や土間のコンクリートなので着工すると早いんやろうなぁって思います。
ただ規模は一番大きくて高さもあるのでそれで少し時間がかかるかもですね。まずは最後の倉庫の中にある荷物を連休を利用して出してしまわないといけないのが一番大変かもしれません。瓦関係の材料や道具の他に農業関係の道具類もかなりの数あるのでそれを移動出来るようにまとめるのが大変なんですよね。
それでも少しずつ先が見えてきました。ヤレヤレです。