姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

黄砂は雨では綺麗に流れ落ちません。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
GW前の日曜日とのことで嫁さんと遊びに行く予定をしていたんですが、緊急事態宣言が出てしまったせいで行こうと思っていたところも臨時休業となってしまいました。仕方ないといえば仕方ないけど、いつまでこんな状態が続くのかという気分になりますね。

 

車庫に入れていても黄砂で真っ黄色です。

 

我が家の車は基本的に全部屋根の下に置いてあります。シャッターが閉まる倉庫や車庫とシャッターがない吹き抜けになっている倉庫とカーポートと場所はいろいろなんですが、工事用車両も自家用車も乗らない時は屋根の下に置くようにしているんです。
だから夏場の直射日光でも乗る時に暑くならないし、雨が降っても乗る時に濡れる事もないんです。何より車庫保管やから車の傷みも少なくてすみます。
でもそんな車庫に置いていても今年は黄砂が車に降り積もっています。特にシャッターが閉まらない倉庫の車は見事に真っ黄色です。

 

雨では洗い落とせないんですよね。

 

この黄砂、雨が降った時に乗ったら綺麗になるかと思って雨の中を走らせても雨がやんで乾いたら全然取れてないんです。むしろ余計に汚くなってしまいます。
黄砂って粒子が細かくて塗装の表面の凸凹にハマりこんでしまうらしいんですよね。だから水がかかってもなかなか綺麗にはならないんです。フロントガラスの黄砂もウィンドウォッシャーとワイパーで綺麗になるのはワイパーの範囲だけで端っこには黄砂の塊が残ってしまうんです。

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太陽光発電パネルの黄砂も同じです。

 

よく太陽光発電パネルの表面は雨が降ったら綺麗になるから発電効率は落ちないという話を聞くんですが、実際には車のフロントガラスと同じですね。むしろワイパーがないから雨が降ったらもっと斑になります。
でも屋根の上に設置された太陽光発電パネルはなかなか掃除出来ないし、汚れているかどうかも分からないですよね。発電効率が落ちているかどうかを毎日のようにチェックしてたら分かるかもしれませんが・・・。
修理工事などでたまにパネルを設置してある屋根に上がる事がありますが、結構汚れている事が多いです。でも効率重視で屋根全面に設置してある事が多くて、私たちでも何の準備もなしに掃除するのは難しいです。
今年は特に黄砂がひどかったけど、それが標準になるのかもしれません。