姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

タニシが多いとは聞いていたけど確認したのは初めてです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
ドローンでの撮影の依頼があるとまずはGooglemapを使って周辺状況を確認します。飛行させるには多少のスペースが必要やしGPSを受信するためには障害物がない方がいいんです。他にもいろいろと制約があるので行く前に飛ばせる場所かどうかを確認しておかないとなんです。それに空港や自衛隊の基地、駐屯地が近くにあると無条件で飛行させることが出来ないんですよね。

 

今年もジャンボタニシが大量発生しているみたいです。

 

昨年の田植えの後、苗が成長する前にかなりの量の苗がジャンボタニシに食べられてしまいました。夜、静かな時間に田んぼの近くを通るとジャンボタニシが苗を食べている音が聞こえるくらいやったらしくて、植えた苗の半分以上が食べられてしまった田んぼもあるくらいでした。
あまりにも被害が酷いのである程度以上の被害を受けた田んぼには補助金が出たという話も聞くくらいです。

 

いろいろ対策してみてもなかなか効果が出ません。

 

薬を使ったり水の量を減らしたりと父もいろいろ対策を講じているみたいなんですが、なかなか思うように効果が出ないみたいで、長雨の影響とタニシの食害のせいでかなりお米の獲れ高は3割近く減っていました。
そこで今年は農業系の専門誌に載っていたタニシを捕まえる仕掛けを試すことになったみたいです。苗箱とペットボトルを使って作った仕掛けを田んぼに沈めておくだけでタニシが捕獲できるらしく、母と叔母が田植えの合間に一生懸命作っていました。

 

多いとは聞いていたけど実際に見るのは初めてです。

 

今日、父が仕掛けていた罠をいくつか回収してきたのを一緒に確認したんですが、4つくらいの罠にそこそこの量のジャンボタニシが入っていました。

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子供の頃に近所の川とか田んぼで遊んでいた時に捕まえたりしていたタニシよりもかなり大きいのでびっくりしました。
しかも仕掛けて2日とか3日ほど仕掛けただけでもこんなに捕れるんやって事にも驚きました。これで少しでも食害が減ってくれるといいんですが。
ジャンボタニシは元々は食用に出来ないかと持ち込まれたものらしいんですが、寄生虫の問題があって、断念したものを捨てたら野生化して増えてしまったらしいです。
これだけ大量のタニシを捕まえても何も活用出来ないのももったいないですね。