姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

20年以上柚子と信じていた木が違うと分かりました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日はカレンダーでは祝日表記になっていますが、オリンピックの関係で7月に祝日が移動したために平日扱いになっている日です。ややこしいですね。ギリギリまでオリンピックを延期にするか中止にするかの判断を待っていたためにカレンダーの発行に間に合わなかったのが原因のようです。こんな混乱は今回限りにして欲しいですね。

 

「柚子」の実を収穫して欲しいと母に頼まれました。

 

母屋の裏手には生垣の代わりにちょっと背の高い針葉樹が植えられています。それが目隠しになっているんですが、その横に1本、別の木が植わっています。私も最近まで知らなかったんですが、20年以上前に母が柚子の苗をコープで購入して植えたのが成長したものだそうです。
長い事実が生っていなかったのが、少しずつ生るようになってきたけどなかなか大きくならないので不思議に思いながらもいい感じに黄色くなってきたとの事で高い場所にある実を収穫して欲しいと母に頼まれました。

 

めっちゃ鋭い棘があって実1つ採るのが大変です。

 

実を採ろうと思ったら枝の先にめっちゃ鋭くて太い棘が大量にあって、ちょっと触れるだけでもめっちゃ痛いんです。なんとか棘をかわしながら実を収穫していったんですがなんとなく私が知っている柚子とは違う感じなんですよね。
疑問に思いながらも母は「柚子」って言い張るし、とりあえず手の届く範囲の実を回収するのが先決やったので7~8回ほど棘に刺されながらも頑張って30個くらいの実を収穫しました。サイズは大きくても直径4センチくらいなので柚子にしてはかなり小ぶりです。

 

調べてみたら「柚子」ではなく「からたち」でした。

 

収穫した実を触ってみたら表面に柔らかい毛が生えているんです。私が知っている柚子には毛なんて生えていないので母に「ホンマに柚子?」って聞いてみたんですが、母からの返事は「コープさんから柚子って聞いて苗を買った」というものでした。
で、皮に毛が生えている柑橘で調べてみたら「からたち」というのがヒットしました。木には棘があって果実は直径3センチ~4センチ程度で種が多いという特徴がドンピシャでした。
食用やけどそのままでは酸味と苦みが強いとの事で果実酒にするのがいいらしいです。

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とはいうものの、柚子のつもりでいたので母はかなりがっかりしていました。