姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

母がいかなごのくぎ煮の準備を始めました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
12月が決算月なので会社の決算書が出来上がるのが2月末になります。その決算書が出来上がって取引している銀行さんに提出している段階ですが、どこに行っても事業再構築補助金が採択された事を知ってもらえていて、「おめでとうございます」と声を掛けて頂いています。採択されただけなので、これから採択事業を進めていかないといけないので、今年はちょっと忙しくなるかもです。

 

いかなごくぎ煮の話題が出ると春を感じます。

 

ここ数年はいかなごの新子の漁が芳しくなくて、解禁日の翌日には漁の取りやめが発表された年もあったし、漁をしないという決断をした年もあったみたいですが、今年は例年並みとまではいかないまでも昨年よりも漁獲高があったみたいで、びっくりするくらい高かった一昨年の価格よりはかなり安価で購入する事が出来るみたいです。
いかなごの話題が出ると、漁獲高に関わらず春が来たなぁって感じるのは兵庫県~大阪に掛けての海沿いの人だけかな?

 

早速3kgほど購入してきたみたいです。

 

主婦の情報網というのは凄いもので、いかなごがどこでいくらで売っていたかというのはあっという間に広がるらしいです。母もその謎の情報網を使っていかなごの新子を購入してきていました。

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今年初のいかなごはまず3kgほど買ってきたみたいです。昼過ぎに帰ってきて「くぎ煮を作らな!」って張り切っていました。
沢山獲れていた頃はあるのが当たり前やったんですが、ここ数年で物凄く貴重なものになってしまったので、出来上がったくぎ煮は白いご飯のお供として味わって頂こうと思います。

 

それぞれの家庭の味が違っていて面白いです。

 

今のように貴重品になる前は年々作る量が増えていて、一番多い時は10kg以上も作っていたように思います。同じ味ばかりやと飽きるとの事で、胡桃が入ったものや唐辛子いり、レモン果汁入りなどいろいろな種類を作っていました。
各家庭にそれぞれの味があって、作ったものを交換したりしていたので、春の食卓には常に何種類かのくぎ煮が並んでいたのもいい思い出です。
個人的には飴がしっかり効いた食感の固いものが好みなんですが、これもひとそれぞれ好みがあるみたいです。
今年のいかなごはどんな味になるかなぁ?楽しみです。