姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

雨の日の体験学習は用意するのも本番も大変です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
最近、エアコンが暖房設定になっている部屋に入る事が続いています。先日開催された瓦組合青年部の定例会では組合事務所に入ってエアコンをつけたら暖房で、しばらくの間それに気づかず、みんな「なんか暑いな」って思いながら我慢していたんですが、今日はものづくり大学校での体験指導に行ったら教室が24℃設定の暖房になっていて、入った瞬間に汗が吹き出しました。エアコンをつけなくてもいい時期やったから冬の設定のままやったんやと思いますが、短期間に続くと笑ってしまいます。

 

ものづくり大学校の体験指導の業種の中で外でやるのは瓦葺きだけです。

 

今日は今年度初のものづくり大学校での体験指導でした。今年度初で今年初でもあります。年度が変わる前にも2回ほど予定は入っていたんですが、コロナの流行の波にハマってしまって2回ともキャンセルになってしまったんですよね。だから4カ月とか5カ月ぶりの体験指導になってしまいました。
ものづくり大学校での体験指導が始まってから6年くらい経つんですが、数ある業種の中で外で体験指導をするのは瓦葺きだけなんですよね。他の業種が外に出てきているのは一度も見た事がありません。

 

外でやっていると雨が降った時に困ります。

 

そもそも仕事が外での仕事なのである意味それを経験してもらっているとも言えるんですが、外でやると暑いし寒いし雨が降ったら大変なんですよね。基本的に一番暑い7月~9月の間は出来るだけ体験指導で瓦葺きを入れないようにとものづくり大学校側でも調整しているらしいんですが、暑いのは避けられても雨は当日にならないと天気が分からないので、避けられないんですよね。
今日も雨が降る中での指導やったので大変でした。

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架台や瓦の準備と片付けで濡れてしまうんですよね。

 

体験指導のスタートは講堂に集まっている生徒の前で講師紹介を受けるところから始まるんですが、1人が代表として講堂に行っている間に他の講師が架台や瓦を準備するんです。それから生徒たちに体験してもらって、架台への施工体験が終わったら生徒たちに手伝ってもらって架台や瓦の片付けをします。体験している間は出来るだけ濡れない場所を選んでやるんですが、準備や片付けをする間はどうしても濡れてしまうんですよね。だから体験指導がある時には出来るだけ天気が良いのを祈るんですが、雨やと現場が休みになっているので、電話が掛かってくる心配がないので気楽は気楽なんです。