姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

意味を分からずに使っていると思われる言葉に不快感を覚える事があります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
台風14号、かなり強くなってきています。そして前回よりも雨風が強くなりそうなコースで西日本をかすめて行く予報になっています。姫路に影響が出るのが月曜日から火曜日にかけてになりそうなので明日はある程度工事を進めたら台風養生をしていかないといけないですね。

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SNSでよく見かける言葉があります。

 

最近、TwitterなどのSNSを眺めているとやたらと「老害」という言葉が目に付くようになりました。10代~20代前半くらいの人がよく使っている言葉で、多分そんなに深く考えずに自分たちよりも年上の世代の人で自分にとって耳が痛い言葉や説教のように感じる言葉を使う人の事を指しているんじゃないかと思うんですが、この「老害」という言葉を見掛ける度にちょっと不快な気分になります。もともと言葉の持つ意味を考えずに言っているんやろうなっていうのは分かるんですが、それでも言葉の持つ「強さ」はかなりのものなので使いどころは考えて欲しいって思うんです。

 

きっと私も老害って言われます。

 

老害」の大元は組織などで世代交代を阻む高齢者や必要以上に自分よりも若い人に迷惑をかける人という意味やったはずなんですが、最近は「自分がイヤだと感じる言動をする年長者」を「老害」って言っている感じです。
だから仕事で怒る上司や学校説教する先生もまとめて「老害」とひとくくりにしている感じなんですよね。
これまではネットで見かけた匿名の本当に若者かどうかも分からない人物が使っている言葉なんてどうでもいいって思っていました。それでもあまりにも「老害」っていう言葉が乱用され過ぎているのが凄く不快です。
多分、こんな事を言っている私も「老害」認定されると思います。

 

10年後には自分も仲間入りです。

 

インターネットが普及し出したのが私が大学生の頃で、その頃はまだ動画を流せるほどの容量がなかったので言葉だけでのコミュニケーションが主流でした。だからみんな言葉の使い方には凄く気を遣っていたし、それでも大喧嘩に発展する事も多かったんですよね。そういうのを経験しているからこそ余計に軽く使われる「強い」言葉に過剰に反応してしまいます。
そして何より、「老害」って使っている人達も10年もすればもっと若い人に同じように言われるようになるんですよね。
そんな事を考えるようになったのは私がそれなりに年齢を重ねたからでしょうか?