姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

今年の稲刈りが終わりました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
父の葬儀を済ませて昨日から日常業務を再開しているんですが、その合間にも諸々の手続きをしていかないといけないので走り回っています。葬儀をした会館から「おくやみハンドブック」というものを頂いていて、そこには葬儀の後の諸手続きが一覧で掲載されているんです。年金や社会保険など日常生活に直結するものから車両の名義変更までいつまでにやらないといけないかも書いてあるので助かるけど、びっくりするくらい期限が短いものもあって母と2人でちょっと焦っています。

 

コンバインがないと稲刈りが出来なくなっています。

 

稲刈りをする機械の事を「コンバイン」と言います。刈り取った稲を脱穀して、残りの稲藁を小さく裁断して田んぼにばら撒く機能が付いているものが最近は一般的になります。昔は脱穀した籾は袋に入れられて、それを担いで運搬用のトラックに積んでいたんですが、最近のコンバインはタンクが内臓されていて、そのタンクから排出装置の筒が伸びているタイプが増えてきています。
軽トラに籾用のコンテナを積んでタンクがいっぱいになったらそこにタンク内の籾を排出していくので、袋を運ぶ手間が省けてかなり作業が楽になりました。
今は機械がやってくれているけど、この作業を昔は人の手でやっていたのだと思うとちょっと信じられません。

 

今年のコンバインの出番が終了しました。

 

昨日、今日と母の妹の家の田んぼと父の妹の家の田んぼの稲刈りをしました。少し離れたところにあるので車屋さんにキャリアカーを借りて、私がそこまでコンバインを運んで、現地での作業はお任せして私は仕事に戻るという2日間を過ごしました。
そのお陰で今年のコンバインの出番は終了です。
大雑把な清掃も終わっているので、後は細かい部分の掃除をしたらコンバインは倉庫にしまえます。
ただ、毎年完全に掃除が終わった後で「貸して欲しい」と言われるんですよね。今年は延長戦がありませんように。

 

乾燥と籾摺りにもう1日かかります。

 

昨日刈った分は今日、稲刈りをする前に終わらせたみたいなので後は今日刈った分の乾燥が終わるのを待って籾摺りです。
夜通し乾燥機が動いているので、明日の朝には乾燥が終わるはずで、そこから籾摺りをして、その後今日入りきらなかった分の乾燥と籾摺りなので明日1日でなんとか終わりかなぁ。
ただ、毎年籾摺りだけ頼まれるところがあって、今年も頼まれているはずなのでそれが終わったら本当に今年のコメ作りは完了ですね。
父が作った最後のお米、ちゃんと味わわないとです。

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