姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

やっとシステムが復旧したみたいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日の夜、坂本龍一さんが亡くなられたというニュースが入って本当にびっくりしました。闘病中やというのは何かの記事で読んだ事があるけど、かなり精力的に仕事をされていて、いろいろな音楽を生み出されていたのでまだまだお元気な姿を拝見出来ると思っていたんですよね。何か最近、こういうニュースばかり見ている気がします。私自身の年齢が上がっているので当然と言えば当然やけど、寂しいですね。

 

積算ソフトのシステムがやっと復旧しました。

 

10日ほど前からクラウドの積算システムに不具合が起きてまったく繋がらなくなっていたんですが、先週末にやっと復旧したみたいです。同じソフトを使っている人同士で「使える?」「無理」「困るなぁ」って話をしてたんですが、なんとか復旧してくれてよかったです。小さい修理の見積もりくらいならエクセルで作るのでなんとかなるんですが新築や葺き替えの見積もりになるといろいろと計算しないといけない事が増えて手間がめちゃくちゃ増えるんですよね。

 

面積の計算まですっかり機械任せです。

 

一応、一通り積算の勉強はしているしそこに経験則も組み合わせているので完全な手計算でも諸々の数値は出せるし、ソフト任せにするとロス分を一定量で決めてしまうので手計算の方がより詳細な数値は出てくるんですが、私が入社してからかれこれ20年近くを完全にソフト頼りでやっていたのでいちいち手計算で見積もりをするのがめちゃくちゃ面倒くさいんですよね。
学生時代はそういう計算もそれほど苦にはならなかったんですが、一度楽を覚えると出来るだけ楽な方法でやりたいって思ってしまいます。

 

計算上の数値と実際の数値でも誤差はあります。

 

もちろん、ソフトで計算して出て来た数値と実際に工事をした時の数値は絶対に一緒にはなりません。微妙な誤差があちこちに潜んでいてそれらが合わさると意外と大きな誤差になるんですよね。
特にリフォームでは経年で変形した木材によってムラが出来ていて、それが思わぬロスに繋がったりするんです。

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そういうのも含めて経験則で数字を修正していくんですが、基本となる数字をソフトが計算してくれていたので凄く楽やったんです。
本当はこういう事はない方がいいけど、今後に備えてちょっと手計算での積算も復習しておいた方がいいかなぁ。