姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

製造していた頃の機材をまだ残してあります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
8月も末になって例年は残暑が厳しいとは言っても一番暑い時期に比べたらマシやと実感できるようになっているんですが、今年は残暑どころかいつもの一番暑い時期くらいの気温が続いています。でも気が付くと外が暗くなるのが早くなっていて、暑くても季節は進んでいるんやと気付かされました。流石にそろそろ暑さは緩んで欲しいですね。

 

工事業に1本化してもうすぐ30年です。

 

うちの会社が瓦の製造をやめて窯を停めたのは阪神・淡路大震災の前の年なので1994年の事です。もう30年近く前の事になるんですよね。私自身は高校生になっていて家の仕事の事にはあまり関わる事がなかったので、気が付いたら窯がなくなっていたという感じです。もともと父の代になってから製造と施工の両方をやっていたので、製造をやめても施工の仕事があり、職人さんたちは変わらずに出勤していたのでそこまで大きな変化と思っていなかった感じです。

 

瓦を製造していた頃の機材がまだ残っています。

 

製造をやめて窯や粘土を成型するためのプレス機などは処分してしまったし、瓦を干すための三角台と呼んでいた台車は他に使い道がなくて処分してしまったみたいなんですがそれ以外の台車関係やパレットなどはかなりの数を残してあります。
いろいろな道具を載せたり保管したりするのに便利で今でも現役で使っているんですよね。倉庫の解体で資機材を保管したりするのに重宝しました。新しい倉庫でもあれこれ便利に使う予定ではあるんですが、倉庫を解体してから新築するまでの間、結構な時間雨ざらしにしてしまったのでかなり錆びてしまったのが残念です。

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そろそろ片付けをしていかないとです。

 

新しい倉庫がある程度形にはなってきたんですが、資機材がかなり膨大な量になっていてまだまだ片付けが終わりません。瓦類は倉庫の中に入れていたらそれだけで倉庫が満タンになってしまうので、これまでとは違う方法での収納を考えないといけないです。地上げで敷地が広くなったのはいいけど、広すぎると逆に散らかってしまいそうなのでこれからコツコツと片付けをしていかないとなんですよね。
きっと旧倉庫の解体の時には「残す」って判断をしたものを大量に処分しないといけなくなるんやろなぁ。