姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

コウモリ対策は入り口を見つけるのが肝心です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今年の稲刈りも9割方終わりました。今年は乾燥機が1台しかないのであまり無理にペースを上げないようにとゆっくりやったのと、稲に混じって草が生え放題になってしまって草刈りしながらの稲刈りで時間がかかってしまったので、田んぼの数は減っているのに例年通りのスケジュールになってしまいました。それにしても今年はお米の獲れ高が少ないです。全国的に米不足になりそうって話も聞いてるけど、実際どれくらいなのかは蓋を開けてみないと分からないですね。

 

コウモリが天井裏に入っているという相談が増えてきています。

 

もともと年に1回くらいはコウモリの糞が酷いとか屋根の中に出入りしているという相談はあったんですが、今年はそれがちょっと多くて相談の電話だけでも4件くらい聞いています。コウモリと言われてイメージするのは洞窟とかで逆さにぶら下がっていて飛び回る時に羽を広げたら結構大きいというものが多いかもしれませんが、実際に人家の近くでうろうろしているコウモリはかなり小型のモノが多くて、蚊とかの小さい昆虫を餌にしている種類です。

 

出入口の下には糞が溜まっています。

 

コウモリ対策をする時はまずどこからコウモリが出入りしているのかを見つける事なんですが、実はめちゃくちゃ小さい隙間からでも入り込んでくるんですよね。小型のコウモリって頭の大きさがだいたい1.5cmから2cmくらいで、その頭が入ればそのまま体も通り抜けられるので2cmくらいの隙間がある所を探さないとなんです。
それもめちゃくちゃ狭いところの先にある小さい隙間から入る事もあるので、まずは小さくて黒い粒々の糞が溜まっているところを探して、その近辺で2cmくらいの隙間がないのかを探るのが第一ですね。

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雨漏りと一緒で1つずつ原因を潰していくしかないです。

 

1カ所見つけてそこを潰してもそれで確実に対策が出来たとは言えないのは雨漏りと同じなんです。1カ所潰して様子を見て入る様子がなかったら成功やし、それでも入っている気配があったら他に原因がないかを探さないとなんです。
ちなみにコウモリって飛んでいる時は結構機敏やけど地面に降りるとまともに身動きとれないらしくて動きは凄く緩慢になります。
これから寒くなってくるとコウモリの活動も減ってくるので糞があるところを一度綺麗にして対策をして、来年暖かくなってきた頃にそれが成功しているのかを確認するというのも1つの手ですね。