姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

インボイス制度のおかげで事務作業が激増しています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今年は今までで一番たくさんプラモデルを作った1年になりました。買ったまま作らずに放置していた「積みプラ」だけでなく、新しく発売されたものとかいろいろと購入して朔矢が寝た後にボチボチと作っています。ガンプラが多いけどガンダム以外のプラモデルもありますが、興味ない人にはどれも同じですよね。変形するものは複雑で作るのに時間がかかるけど完成した時には凄く達成感があります。年内にもう1体くらい作れるかなぁ。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20231219170614j:image

 

インボイス制度が始まって1カ月半です。

 

10月に始まったインボイス制度は正式には「消費税の軽減税率制度・適格請求書等保存方式」と言うそうです。8%の軽減税率が適用されているものと正規の10%の消費税のものとが混在する場合の事務手続きを省力化する事を目的として導入された制度との事ですが、始まって1カ月半、どう考えても事務手続きが激増していてこれまでやらなくても良かった作業が激増しています。

 

生産性の向上とは真逆の制度です。

 

少子高齢化に伴う人手不足はどの業界でも顕在化してきていて、補助金助成金を受ける時の要件に「生産性の向上」という文言が必ず入るようになりました。これまで1人で10の仕事をやっていたとしたら今後は12とか13の仕事が出来るように労働環境を改善したりIT化を進めたりするようにという事です。
でもインボイス制度はその流れとは真逆の制度になっています。仕入れに対する消費税の控除を受けられるのは制度に登録した事業所の領収書だけな上に制度に登録するだけでなく、ありとあらゆるものに適格番号のついた領収書が必要になるんです。これまではカード決済の明細だけで良かったのが購入したものの領収書が必ず必要になります。

 

ETCの登録も必要になります。

 

カードで決済したものの中には電話代とかETCの料金なども含まれます。電話代はわざわざ適格番号がついたものをダウンロードしないといけないし、ETCに関しても社員さんが使っているカード1枚1枚全部を登録しないとなんです。
ネットで購入したものに関しても経費として計上するものに関しては適格番号は必須なんですよね。
税金を取りやすいところから取るという考え方なんでしょうね。ネットでも話題になっていますが、政治資金も全部インボイスの対象にしたらいいのにって思います。