姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

非常用で購入した発電機が便利です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
行政に提出する書類でも印鑑がいらなくなっていたり、送られてくる書類に判がなかったりする事が増えてきました。ペーパーレスとスタンプレスが少しずつ浸透していっているって事ですね。ただ、うちみたいに小さい会社やとペーパーレスやスタンプレスってそんなに効率化しないどころか余計にコストが増えたり手間が増えたりしてしまうんですよね。何事も状況に応じて臨機応変にやらないと後で残しておけばよかったってなりかねないなぁって思っています。

 

空き家では発電機が活躍しています。

 

昨年あたりから空き家になっていて電気が使えない現場に行く事が増えてきました。電動工具に関しては充電してある電池を持って行く事で問題なく作業出来るんですが、資材を上げ下ろしする荷揚げ機だけは電動なのでどうしても電気が必要になります。
以前は電気が来ていない現場では仕方なく人海戦術でなんとかしていましたが、今は非常時の電源として思い切って購入した発電機が活躍してくれています。

 

非常時に備えて用意しました。

 

これまでも「発電機があると便利やけどなぁ」って程度には考えていて購入しようかと迷う事はあったんです。それでも発電機って小さいものは金額の割に性能がイマイチやったりで使い勝手が良くないと思い込んでいて購入に踏み切れなかったんですが、父が生前から「地震とか災害の時の非常用に1つくらいは用意しておいた方がいい」と言ってた事もあってあれこれ調べてみたら思いのほか性能が良くなっていて、パソコンを直接つないでも安定して電気を供給してくれるインバータ付きのものが手を出せる程度の価格になっていたので思い切って購入しました。
ガソリン式のものなので、本当にいざという時には車の燃料を使って発電出来るものです。

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姫路では大きな災害が起きていません。

 

阪神・淡路大震災が起きるまでは関西には地震はないなんて根拠のない説が当たり前のように信じられていて、備えが足りていませんでした。その後も数年に1度は大きな台風が上陸して屋根に被害が出たりもしていたんですが、ここ数年はまったくと言っていいほど災害が起きていません。
それ自体は凄くいいことではあるんですが、これまで定期的に上陸していた台風まで全く来なくなると逆に不気味に感じます。災害が起きた直後はある程度備えもするし心構えも出来るんですが、何もない時期が続いた後の被害ってどうしても大きくなってしまいがちです。
そろそろ物心ともに構えておかないといけない気がします。