こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今年の前半は本当に雨が多いです。2月も3月も雨で仕事が出来ない日も多くて段取りを組むのが大変です。こんなに雨が多い冬はあまり記憶にありません。全国的にも雨が多くて野菜類の不作に繋がっているみたいで、冬が旬の野菜が高騰しているという話も聞こえてきます。
暖かいのか寒いのかもよく分からない天気になるし、異常気象が「異常」ではなくなりそうな感じですね。
新しい倉庫に庇を取り付けました。
昨年、会社の倉庫を新築してあれこれと敷地の中を片付けて回ったんですが、片付けきれないものはそのまま野ざらしになっていました。それを解消するために雨が降って仕事が出来ない時には倉庫の中に棚を作ってもらったり、天気が回復したら倉庫の外壁周りに小さい庇を付けていろいろとモノが置けるようにしたりしています。
先日は倉庫の正面にちょっと大きめの庇を取り付けました。屋根材は現場で余った横葺きの板金材です。
大工工事から板金工事まで全部やってもらいました。
瓦の工事をメインにしているために大工工事とか板金工事を伴う時には本職の大工さんや板金屋さんに来てもらっています。でも、本職さんに来てもらうほどでもない工事とかどうしてもスケジュールが合わない時には職人さんたちに時間がかかってもいいからとやってもらったりもするんです。
今回の庇は自分の会社のものなので折角やから全部自分たちで出来ないかと思って下地の木工事から樋の取り付けまで全部やってもらいました。
自分たちでやってみて初めて不具合が出る場所が分かります。
板金のカバー工法などの仕事は年に1件あるかないかという頻度なので板金の仕事が入ると軒先や壁際などは本職さんに来てもらう事が多いんです。当然本職さんやから不具合が起きる事もほとんどないわけですが、自分たちでやってみると思わぬところで不具合が出たりします。
そのうちの1つとして庇を付けてから何度か降った雨で軒先に水が回っているのを発見しました。
何が原因かとみんなであれこれ原因を考えて、多分コレが原因やろうという見当をつけたので、早速その対処をしてみました。これからの雨でその仮説が正しかったかどうかが検証出来ます。
仕事としてお客さんのところに行ってる時には出来ないけど、自社の倉庫でならいろいろと試せるので実験がてらでいろいろとやっています。