姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

倉庫の先行足場が設置されました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
天気予報を見ていたら今日も明日も全国各地で真夏日猛暑日になるという予報になっていました。熱中症警戒アラートも出そうですが、その時に言われたのが「外での激しい運動はやめてください」なんですよね。職人さんは運動どころか丸一日外で肉体労働をしないといけないんですよね。外で仕事をするなって事なんかなぁ??って毎年微妙な気分になります。

 

倉庫の新築工事の足場が設置されました。

 

いろいろあって順調に遅れている倉庫の新築工事ですが、やっと明日上棟というところまでこぎつけました。明日に向けて今日は大工さんが土台を引くのと先行の外部足場の設置工事が完了しました。明日は大工さんが大勢動員されて一気に棟上げが進む予定です。明日の夕方くらいからまた天気が悪くなる予報も出ているので早いとこ工事を進めて濡れたら困るものを倉庫に入れてしまいたいです。

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新築工事では外部足場は絶対に必要です。

 

私が家業に戻ってきた頃は新築工事でも外部足場を設置するのは半分くらいでした。リフォーム工事では外部足場を設置してもらえるのは10軒に1軒くらいやったんですよね。今からは考えられない話ですが。
現在は新築工事もリフォーム工事も足場を設置するのは当たり前ですが、特に新築工事では設置率は100%になってるんじゃないかってくらいですね。
工事をする側としても足場があるのが当たり前になっています。
ただリフォームの場合は足場を設置しない事も多いです。

 

簡単な修理工事では足場を設置しません。

 

リフォーム工事や修理工事で足場が設置されない事が多いのは予算の関係で手っ取り早く削れるのが足場やからです。でもこれって工事する側の安全を無視したやり方です。
とはいうものの、1時間とか2時間で終わるような修理工事のために足場を設置するのは正直な話無駄にしかならないと思ってしまいます。
予算的にもその程度の修理やと数万円で済むのにそこに足場が加わると足場を組むのとばらすのに合計1日、それに予算も最低10万円程度は余分にかかってしまうのが難しいところですね。
足場の段取りをしている間に修理が終わるレベルの仕事やとあえて足場を設置しない事もあります。もちろん、工事は事故が起きないように安全には十分配慮して仕事をします。