姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

田んぼが減ると水害が増えます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
朔矢が生まれてからスマホで撮った写真は共有アプリを使って私と嫁さんと母と義母で共有して見る事が出来るようにしています。便利なもので勝手に月毎に整理されていくので成長していく過程を遡る事も出来るし、ほぼ毎日のように写真を撮っているので1年前の今ごろの写真とかもすぐに見る事が出来るんですよね。半年くらい遡ったら朔矢はびっくりするくらいポチャポチャです。当時はそんな風に思ってなかったんですが、今と比べると笑ってしまうくらいにまん丸な事に驚きます。それだけ動くようになったって事ですね。

 

台風1号に刺激された梅雨前線が大雨を降らせました。

 

熱帯低気圧が24時間以内に台風1号になるって予報が出てから実際に台風になるまで結局2日くらいかかりました。天気予報に完璧を求めたらいけないというのは分かってはいるけど、具体的に24時間とかって数字を出されるとある程度は信頼性のある数字って思ってしまいますよね。
その台風に日本列島の南側に位置していた梅雨前線が刺激されてしまって、昨日から今日にかけてかなりの量の雨が降りました。

 

川の水量がめちゃくちゃ増えています。

 

田植えの時期なので水があるに越したことはないんですが、雨は昨日の夜からさっきまでずっと降っていてかなりの降水量になっています。雨の中でも現場調査が入っていたので車で移動していたんですが、川の水量が凄い事になっていました。
昨年も6月に入ったばかりの頃に大雨が降って全国各地で水害が土砂災害が発生していました。ここ10年ちょっとで本当に雨の降り方が変わってしまったし、それによって洪水とか土砂災害も激増しているように思います。

 

田んぼが減って川に流れ込む水の量が激増しています。

 

その水害の原因じゃないかって私が思うのは田んぼが減った事です。比較的田舎な私の住んでいる地域でもこの10年で田んぼがどんどん分譲されて激減しています。田んぼやった時には大雨が降ってもある程度は水を溜めていられたけど、分譲されてしまうとその分の水が全部一気に水路を通じて川に流れ込むんですよね。それが川の許容量を超えると洪水になるんです。それに海に流れ込む川の水の量が増えると海で蒸発する水分も増えて、それがまた大雨になるという悪循環になっています。うちの敷地の南側の水路も集中豪雨でもないのに増水してしまって溢れそうになっています。昔はこんな風に溢れた事なかったんですよね。

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