姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

太陽光パネルや風力発電は本当にエコなんでしょうか?

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
現場調査からの帰り道、自動車専用道路で料金所を通過する直前にETCレーンが通行不可になりました。私の前に3台くらいいたんですが、ほぼレーンに入ってしまっていて今更他のレーンに移動も出来ない状態です。
しかも両隣のETCレーンも通行不可で現金で支払うレーンしか通れない状態になっていました。私もうっかりミスでカードを入れ忘れる事もあるし、カードが古くなって認識してくれない事もあったけど、それにしてもETCレーンが全部通れないと困ります。何のために複数レーン用意してあるんだか・・・。比較的交通量が少ない時間帯やったから良かったけど、これがラッシュ時やったら大渋滞です。

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東京都が新築住宅に太陽光パネルの設置を義務化する条例を制定しました。

 

先日、東京都が新築住宅に太陽光パネルの設置義務化の条例を制定したというニュースが流れてきました。そういう動きがあるというのは知っていましたが、まさかこんなに早く条例化するとは思いませんでした。
2025年度からの施行だそうなのでまだ少し猶予はありますが、3年後には義務化されるって事なんですよね。

 

山などに設置するよりは環境を破壊しないから良いという意見もあるそうです。

 

一部の有識者からは「山や田んぼなどに設置するよりは住宅の屋根に設置する方が自然を破壊せずに済むのでいい案です」という意見が出ているそうです。
でもメガソーラーって一時期凄く増えましたよね?それもエネルギー政策の一環として増やそうとしていたはずです。今更メガソーラーの欠点を引き合いに出してまで住宅に設置する事を正当化する意味が分かりません。
自然破壊しないっていうけどそもそも現状では太陽光パネルは埋め立てる以外の廃棄方法が確立されていないんです。そしてパネルの寿命は20年ほど。そろそろ最初に設置されたパネルが寿命を迎える頃です。それに加えて雹や台風などの自然災害で破損したパネルの処分もかなりの量になっています。それでも自然破壊はしていないっていうんですかねぇ??

 

パネルの製造工程で相当なエネルギーを使ってCO2を排出しています。

 

まず太陽光パネルの製造工程でかなりのCO2を排出しているし、エネルギーも使っています。そうやって作られたものがいくらエネルギーを生み出したところで廃棄でさらに自然を破壊していたら本末転倒です。これは風力発電にも言える事で、風力発電の風車を設置するような場所って基本的に山の中で巨大な風車を支えるだけの土台を作らないといけないので、周辺環境は破壊されてしまいます。そしてあまりに風が強いと倒壊の恐れがあるので回るのを止めないといけないんですよね。もともと広い土地があって設置するのが容易で、台風などがほとんど来ない海外の一部地域では有効かもしれませんが、日本の気候条件では普及は難しいです。
太陽光発電設置の義務化に他の道府県が追随しない事を祈るのみです。