姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

50年くらい前から使っている食器でした。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
5月も終盤になるとあちこちで田植えが始まっています。うちも今週末か来週あたりから田植えがスタートするんですが、もう田植えが終わっている田んぼを見掛けるとちょっと焦りますね。田んぼに水を入れる順番などもあるのでなかなか自分の都合だけでは進められないし天気にも左右されるのが難しいところです。

 

お食い初めの食器は私も使ったものでした。

 

先日、朔矢がお食い初めで使った食器なんですが今回のために購入したものではなく親戚のところから回ってきたものです。父方も母方も叔父・叔母のところにはとっくに孫が居て、場合によってはひ孫まで生まれているところもあって、子供が産まれるとその食器が使われているんですよね。
母方の祖父母の一番最初の孫は私よりも学年で4つ上で、その従兄が産まれた時に購入して以来親戚間で伝え続けているものなんです。流石に私は自分が使った時の記憶はありませんが、弟がお食い初めをした時になんとなく見た覚えがあったんです。

 

生涯に1回しか使わない食器です。

 

お食い初めって1人につき生涯に1回しかない儀式なのでその為だけに食器を買うというのももったいない話ですよね。今はプラスチック製のものとか安いものも出回っているみたいですが、50年前ともなると陶器製のとてもいいものが使われています。

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ちゃんと箱も木箱で保管しやすいようになっているので代々受け継げるようになっていたんです。
朔矢の前は従姉の孫が生まれていてそこで使われたみたいで、その後それほど間を置かずに出番があったみたいです。これが間が空いてしまうとどこにいったか分からなくなったりするんですよね。

 

少子化でイベントが派手になっているみたいです。

 

昔はそれなりに子供の数も居て、兄弟姉妹がいる人も多かったからかイベントごとって基本的に長男や長女の時が一番力が入っていて下にいくに連れて段々適当になっていってたって話も聞きますが最近は少子化の影響であまりそういうイベントごとをやる機会がないからか、凄くお金をかけて派手にやる人も多いみたいですね。
うちはあまり派手にやるつもりはないけど、一通りのイベントはちゃんとやって記録にも記憶にも残してあげたいなぁとは思っています。