姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

暑くても寒くてもドローンは不具合を起こします。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
夜中に朔矢が大泣きしたおかげでちょっと寝不足になっています。今の猛暑の中で寝不足になると熱中症一直線なので出来るだけ睡眠時間は確保しようとは思っているんですがどうしても朔矢の生活リズムの合わせると足りなくなるんですよね。
猛暑も後少しのはずなのでなんとか乗り切らないとです。

 

ドローンは精密機械なのでいろんな制限があります。

 

ドローンを使っているといろいろな所で注目されます。でもまだドローンについてあまり知られていない事も多くて、結構な無茶を言われる事があります。雨や雪の中でも飛行させられるか?とか強風の中で飛ばせないかとか言われるんですよね。
基本的に事故に繋がりそうな気象条件の時は「飛ばせない」と返答しています。雨や雪、強風などは少し考えたら無理やというのは分かってもらえるのでいいんですが、意外な顔をされるのが「高温」と「低温」の時です。

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炎天下では熱暴走が起きます。

 

たいていの電子機器がそうやと思うんですが、真夏の炎天下で稼働させると熱がこもって壊れます。特にドローンは空を飛ぶという特性上、日陰に入る事がほとんどありません。その状態で屋根よりも高いところを飛行するので、通常よりも高温になりやすいんですよね。地上でコントロールしているタブレットでも熱暴走で画面が真っ暗になったりする状態やのに空を飛んでいるドローン本体が熱暴走しないわけがありません。
その場で着陸出来る状態ならマシな方で下手したら制御不能になってどこかに飛んで行ってしまいます。そうなると完全に事故ですね。

 

真冬の低温でも動作不良を起こします。

 

逆に真冬のめちゃくちゃ寒い時期も同じように機体そのものが不具合を起こしやすいんです。モーター部分などの温度が上がらないと必要な出力まで上がらずにモーターが停止してしまったりするんですよね。そうなると墜落するしかありません。
要はパソコンなどと条件は同じという事です。ただ、空を飛ばす事が出来るというだけなのに炎天下や極寒の中で運用しようとすると故障や墜落の原因にしかならないんです。使い捨てにするならそれでもいいかもしれませんが、それなりに高価なものを事故が起きないようにと運用しているのに使い捨てには出来ないので大事に使っていきたいと思います。